C4DのSTUDIO版があれば、ぜひ試しておきたい機能があります。その内の一つが物理演算システムです。
その内の、リジッドボディをご紹介いたします。リジッドボディは剛体と訳され、どんなに力を加えても変形が生じない仮想的な物体を指すようです。現実的ではないと言われるかも知れませんが、物理演算上好都合なようです。
今回は、破砕しないと効果が分からないと思いますので、R18の新機能である「ボロノイ分割」を使って、立方体が地面に激突して砕ける様子をシミュレーションしてみます。
シンプルな直方体を用意する

立方体に分割をかける
「MoGraph」メニューから、「ボロノイ分割」を適用します。

立方体を、「ボロノイ分割」の子にします。

立方体に「リジッドボディ」タグを割り当てる
「ボロノイ分割」オブジェクトに、右クリックで「シミュレーションタグ」→「リジッドボディ」を割り当てます。
激突する「床」を用意する
「床」オブジェクトを作り、そして、「床」オブジェクトにも「リジッドボディ」を割り当てます。

あとは、再生ボタンを押すだけ
重力に従って、立方体が床に向かって落下し、見事に砕け散りました。

コメントを残す