お待たせいたしました。Cinema4D R19の新機能のレポートを早速開始したいと思います。今回のバージョンアップで、個人的に嬉しいのは、新機能ハイライトとメディアコアの刷新です。新機能が何かということが黄色で示されているので分かりやすいです。メディアコアが刷新されたことにより、今までmp4のレンダリングができなくて連番出力→AfterEffects起動→Media Encoder起動といった3ステップが1ステップでできるのが非常にありがたく感じます。一発でWEB用動画のレンダリングまで持って行けます。レンダリングも体感できるほど早くなっています。
今回は、Sound Effectorをご紹介いたします。実際に操作してみましたが、MoGraphの表現の幅が広がること、間違いなしです。Maxonが運営しているCinema4Dの情報のサイトCineversityでは、Sound Effectorを使ったグラフィックイコライザーの例が紹介されていました。これを参考にしながら、自分でもとりあえず動いているのが確認できる動画を作りました。
1クローナーを設定する
クローナーを放射上に設定してみました。今回は、リング状のグラフィックイコライザー風に作りたかったので、「クローナー」を「放射状」に設定し、「複製数」を「30」、クローナーの「半径」を「200」にしました。まあ、こんな感じになります。

2Sound Effectorをクローナーにセットする


「サウンド」をクリックし、表示された「サウンド」アイコンをクローナーの「エフェクタ」にドラッグします。
3サウンドをロードする
上記のように、サウンドを読み込みます。今回は「魔王魂」からゲーム用BGMを使わせていただくことにしました。このサイトはとにかくいっぱいBGMがあるので、重宝しています。
4エフェクタの設定を行う
サウンドの「振幅」で、音源の情報がグラフで示される部分(プローブというらしい)を好きな部分だけ囲みます。
で、「方向」は「ボリューム」だとグラフィックイコライザーを表示しているイメージで、「周波数」だと、ステレオのLRのレベルを表示している感じです(間違えてたら、申し訳ございません)。

で、「カラーモード」を「オン」にすると、「プローブ」のグラフの色が、MoGraphに反映します。

あとは、「位置」や「スケール」をいろいろといじってみましょう~!

今回は、一つだけだとさびしいので、このグライコリング(?)を3つ作り、回転や拡大縮小を加えてみました。
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