目次
自作PCは天国と地獄のはざまを行ったりきたり!
なんと、今までPCを組んだことがないにも関わらず、いきなり総計25万円超のパーツのPCの自作に挑戦するという、かなりぶっとんだことをしてしまいました。もちろん、最初はBTOを考えておりました。ちゃんとしたプロに組立と部品チョイスをお任せして、それなりの対価を支払い、保証がしっかりしているマシンを選んだ方が間違いないのは分かっていたつもりです。
ところが、いざ自分が欲しいスペックのマシンを探そうとすると、どっこいBTOパソコンは一見安いけど足回りが足りないものが多いのです。なので、いきなり、作っちゃえー(笑)で作ってしまいました。
結論から言うと、組み上がって動き出すまでに、天国と地獄を何度も行ったりきたりしました(汗)。ハイリスク・ハイリターンという言葉がぴったりの世界です。
組みあがった直後は、電源は入るが画面が出ないという、自作の世界ではおなじみの状況になり、「もしかしてCPUが飛んだ?」という恐ろしい考えが頭をよぎりました。もしもCPUが飛んでいると、4万円近くの損害です。配線も+ーを間違えると取り返しのつかないことがあるらしく、最悪マザーボードが飛ぶということもあり得ます。とにかく、考えうるすべての恐ろしい事態が自己責任の上にあり得るというすごい世界だと改めて思いました。「まさか、投資した26万円が無駄になったらどうしよう?」という最も恐るべき事態も頭をよぎりました。
今までwindows7しか使ったことがなかったのに、windows10に移行したおかげ(不慣れな自分のミス)で、CドライブとDドライブを誤って論理的に接続してしまい、3TBのハードディスク1基を飛ばしてしまいました(涙)。あとは、ケーブルの差し込みが甘かったり、CPUの電源供給が足りなかったり、何度も外し、何度も見直し、OSの再インストールも経て、完全な状態にするのにほぼ3日使いました。
ただ、私の場合は幸運なことに、これでもまだましな方だったのです。PCパーツショップに超がつく詳しい店員さんがいて、パーツのチョイスから、配線の見直しまでタダでやってくれる神様のような方だったのです!本当に細かいことまで丁寧に教えて頂きました。その方のおかげで新パソコンで本記事をかいております(汗)。みなさんも自作PCにチャレンジするときは、すべてが自己責任になるという覚悟をした上でチャレンジすることになることを知った方がいいと思います。
スペックは次の通り・・・・
①OS:windows10 Pro
②CPU:Corei7 7700K
③SSD: M.2 500GB
④メインメモリ:32GB
⓹グラボ:GTX 1080(Tiはつかない)
⑥HDD:4TB(seagate)
うまくいった場合はどうなるか・・・・・・それはそれは自分の好きなようなスペックに仕上がります。まず、OSの起動時間が爆速になりました。今まで10分近くかかっていたのが、PINを入力して立ち上がるまでが15秒です。動画の編集では、AfterEffectsを立ち上げるのに2分くらいかかっていましたが、なんと8秒で立ち上がるようになりました。これは、スゴイ!!!!!!!!!!
ただし、やってみて、はじめてわかることも多いです。Houdiniは、グラボの恩恵(GeForce系)をあまり受けないかなり受けて相応にスムーズになることも分かりました。重くて動かなかったシーンが、かなりスムーズに!!むしろCPUの性能に依存するGPUの恩恵は十分に受けるようです。ただし、グラボがGTX1080にも関わらず、物理シミュレーションのカクツキは健在です。まあ、C4Dは、そこそこパワーアップするのも分かりました。ただし、表示に関しては「早くなったなあ」ぐらいの感じで激速ではなかったです。VRコンテンツ開発を視野に入れないなら、GTX1060あればもしかすると十分かもしれないと思いました。
・・・・・で、M2規格SSDの爆速化の恩恵はすごいです。新しいマシンに感謝、感謝です!!
私の場合は、というと今までは旧パソコンで毎日「OS起動が10分かかる&ソフト起動が2分程度かかる&すぐにカーソルくるくる&ちょっと作業が重いとシステムダウン&空き容量やばい」の五重苦を味わってきましので、その日々がウソのようです。
コメントを残す