ハンバーガーの調理に挑戦(前編)

何を思ったか、いつもお世話になっている、私が大好きなハンバーガーをできるだけリアルに作ってみたいと思い、今の私の力でどこまでできるか挑戦してみました。(商品イメージを壊したら、申し訳ございません~)どこまでハンバーガー愛を詰め込めるか、がんばってみようと思います。なんだか本当に料理を作っているみたいで、ワクワクしてしまいました。意外と長くなってしまったので、前編と後編に分けてお伝えしたいと思います。

1バンズ(上部分)を作る

バンズは、半球の下のフタの部分にもある程度の分割をかけます。バンズの凹凸は、変位オブジェクトのシェーディングにノイズをかけて作りました。楽勝かと思いきや、ここまでたどり着くのに自分の今の力ではかなり試行錯誤が必要でした(涙)。

階層構造は、次のような感じになりました。

で、どのように「変位」オブジェクトを設定したかと言いますと・・・なんと、「シェーディング」で「ノイズ」をかけるという・・・これが分かるまでかなり時間がかかっていました。

で、ノイズは種類を設定することにより、いろいろな凹凸を作ることができます。

で、リアルサイズ(10cm)で作ると、ノイズが強すぎでこの世のものとは思えない物体ができますので(笑)、デフォルトの強度100%を弱くして数%にします。

UVマップは、「投影法」で「立方体2」を使い、サイド部分を取り出し、「UVテラス」を使って縫い合わせて作りました。いい焼き具合にするために、Photoshopとのやり取りが何度も発生しました。特にサイド部分は、パンを焼くがごとくフォトショップで「焼きこんで」います。こんがり焼くのはなかなか難しい(笑)。

 

2バンズ(下部分)を作る

うーん、画像を改めて見ると、焼き方がちょっと足りな目だったかもしれませんが、なんとか焼きあがりました(笑)。これも、バンズ(上部分)と手順はほぼ同じです。最初に円柱オブジェクトから作ったというところが違うところ、といえば違うかもしれません。

カラーマップです。バンズの写真をWEBでゲットし、ひたすらコピー増殖で作りました。もう少し生地は細かくしないといけなかったかもしれません。

バンプマップです。強度の調整がまだまだ難しいところでした。

おおー、それっぽくなってきた!(自画自賛)

 

3レタスを作る

本当は、レタスはもっとこう・・・端っこがヒダヒダで色が濃くなっているので、もっとしゃっきりと美味しそうに作りたかったのですが、いかんせん、フレッシュ感が出せませんでした。ただし、本物のレタスの画像のテクスチャーは作り、それをマッピングしています。「反射」は私の好きな「Beckman」を使って、光沢といいますか、シズル感を(自分で言うか)出したつもりです。

ここまでできました。おおー!感じはでてきた。ヘタな料理でも、自分で作ると美味しいというのはCGでも同じ?

ここまで、たどり着きましたが、ここまでで工程の半分くらいです。実はぶっちゃけ、たった1個のハンバーガーを作るのに、何日もかかっています(笑)・・・

後編では、残りの半分の工程をお伝えしたいと思います。ゴマを振るのに、なんとMoGraphが活躍するので、お楽しみに!

 

 

 

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