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フレーミングについて
キャラクターアニメーションをするうえで、たぶん避けて通れないのがカメラワークです。勉強すればするほど、楽しい分野でもあると思います。今まで、自分は映像表現はストーリーで作るものだと思っていましたが、カメラワークでの空間演出で心理的な表現が大幅にパワーアップすることを学びました。
情報元について言及しておきますと、かなり以前に買った古い本で、スティーブン・D・キャッツさんが書いた「映画監督術 SHOT BY SHOT」が元ネタです。
そこで学習した成果(?)を自分の備忘録的に書いて行こうと思います。
実際のフレーミング(レンズは標準の50mmレンズです)。
①フルショット

②ミディアムフルショット

③ミディアムショット

④ミディアムクローズショット

⑤クローズショット

⑥ワイドクローズアップ

⑦フルクローズアップ

⑧ミディアムクローズアップ

⑨エクストリームクローズアップ

まとめ
実際にこのようにカメラを動かしてみると、レンズは登場人物に寄っていくほどキャラクターとの心理的距離が縮まっていくというか、迫力が増していくことが分かると思います。また、レンズは今回50mmのレンズで統一してレンダリングしてみましたが、クローズアップにする時はレンズの焦点距離を大きくしないとゆがみが生じてしまうことなどもおわかりいただけると思います。
そして、クローズアップをしていくと、キャラクターの目の表現が非常に豊かになり、ちょっとしたずれでも大きな違いになるのがおわかりいただけると思います。細心の注意を払っていく必要があるかもしれませんね。
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