Team Renderでレンダリングを丸投げ

みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?今回はレンダリングの話題を書こうと思います。Cinema4Dに限らず、3Dソフトで時間がかかって困る処理の最たるものがレンダリングになるかと思いますが、みなさんはいかがでしょうか?作ったシーンをレンダリングする作業に入ってしまうと、何も設定しないとほぼそのパソコンのCPUパワーをすべて使ってしまいます。私が今使っているPCは4コアですが、これがほぼすべて使用率100%になってしまいます。実は今回、サブ用に最小限度で動く構成のノートPCを購入したので、TeamRenderに挑戦しました。接続イメージはこんな感じです。これがうまく行くと、ノートPCで作業した内容をデスクトップでレンダリングしてもらい、ノートPCでは引き続き別な作業ができることになります(うひょー)。

 

前提となる設定

 ①ネットワーク上で、関わるすべてのPCを共通のワークグループ上で認識できるようにしておきます。

②すべてのPC上にあるTeam Render Server ,Team Render Clientのバージョンを同一にしておきます。

③もしも外部プラグイン処理がシーンデータに含まれるなら、その外部プラグインが台数分インストールできるものなのか確認し、関係するすべてのPCでそのプラグインをインストールしておきます。(使わないプラグインなら関係ないです・・・たぶん)

設定1:最初にする設定

おかしい・・・Team Render Serverを起動したのにスタートしない・・・と思ったら、この設定でした。

編集>一般設定

一般設定>Team Renderを有効 に

設定2:Team Render Serverを設定する

(Windows 10の場合) MaxonのプログラムグループフォルダのTeam Render Serverを起動しておきます

次に レンダリング>Team Render マシン を選択します。

   

「ローカルマシン」上で右クリックします。

 

Team Renderを有効にします。※この手順は、もしもローカルマシンが有効になっていたら、必要ないかもしれません。

 

C4D本体から、Team Render Serverとの接続ができました。

設定:3 Team Render Clientをレンダリング用PCで起動し、設定を進める

Team Render Clientを、文字通りクライアントのPC上で起動すると、下図のように、メイン側のPCでこのように接続状況を確認できます。

そうすると、「未認証」であることが分かるので、メインのC4D上でクライアントのPCのアイコンの上で右クリックし、認証をクリックします。

で、そうすると、下図のように「セキュリティトークンを入力」と出ますので・・・・

クライアントPCの「ローカルマシン」アイコン上で右クリックし、クライアント側のセキュリティトークンを読み取り、サーバー上にこの値を入力します。

おめでとうございます!無事認識されました!!

設定4:レンダーキューを使う

いつものように「レンダリング設定」を済ませたら・・・ 

レンダリング>レンダーキューに追加 を選択しましょう。どきどき。

 

いつものように「画像にレンダリング」か、レンダーキュー内の「レンダリング開始」でスタートします。

さあ、できました!

 

 

おまけ:PCが1台しかない時はどうするか

PCが1台しかなく、レンダリングをしながらも他の作業をしたい時はどうするか・・・方法はあります。

下記のように、「一般設定」で、「レンダリングスレッドの数をカスタマイズ」すれば、スレッド数の分だけレンダリングにCPUリソースが割り当てられます。当然ですが、レンダリング速度は・・・・分かりますよね。

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