お恥ずかしながら、トレーサオブジェクトには早くから目をつけていたものの、途中で軌跡の線を消す方法がずっと分からなくて記事に書けなかったのです。トレーサの軌跡を消す方法は、実は「スイープオブジェクト」の方にあることを突き止めました。なんだかんだいって、この記事はたいした内容でもないくせに6ヶ月以上の月日がかかっております・・・・では、トレーサオブジェクトを光りものにする一例をご紹介いたします。前回の記事の続編になります。
目次
5軌跡にスイープオブジェクトを適用する
下記のように、スイープオブジェクトを選択します。
そして、階層構造を次のように設定します。説明用の画像はいれませんでしたが、「円形スプライン」も作ってください(※作例では半径10cmにしました)。このスプラインが、軌跡の太さを決めます。

そうすると、このように太さのある軌跡ができました。

試しにレンダリングすると、可視状態になったのが分かります。

6 末端が細くなるようにする
これが今まで私が長い間分からずに悩んでいた設定です。スイープオブジェクトの「詳細」を表示させます。

そして、「スケール」の左はじにあるオレンジの点を、グラフの「0.0」のところまでドラッグして下げます。

軌跡のしっぽの部分が、細くなりました。ただし、このままだと、延々とスプラインがのび、末端部分だけが細くなるようになります。

7 途中で細くなって、切れるようにするには
それは、スケールの「0.0」の高さを、右に寄せるだけです。なお、CTRLキー+クリックで、コントロールポイントを増やすこともできます。

いい感じで途中で切れるようになりました。

8 細かいところを詰める(星を押し出す)
このままだと、星の形がレンダリングされませんので、星形を押し出します。

階層構造を下記のように整理します。

9 ひねりを入れる
0フレームのところで、星を横回転させてみました。
・・・このような軌跡になります。

10 マテリアルを設定する
カラーにグラデーションを入れ・・・

「発光」を加え・・・・(明るさを抑え気味にして)

グローを入れました(※デフォルトの設定値です)
11 レンダリングして、完成
と、いう訳で、こんな感じになりました。モーションの入れ方は、もっともっと改善の余地があります・・・・・
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