数ヶ月ぶりの更新となりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?R20の発表に伴い、機能強化がうれしい反面、複雑化しているのでユーザーにも努力が求められるのかもしれませんね。今回は、R20の新機能である「フィールド」について書いてみたいと思います。
「フィールド」は、影響範囲のこと
フィールドは、その機能はプログラム全体に及んでおり、なかなかひとくくりに「これ」という表現はしにくいところがあります。
まあ、MoGraphに限定して言うならば、「減衰」の機能強化と言えるかもしれません。「減衰」というと地味に聞こえるかもしれませんが、相当な操作の変革をもたらすものなので、今まではできなかった制御や影響範囲の設定のバリエーションが格段に増えました。
実際にやってみよう
では、実際にどんなものかを見ていきましょう。まずは、「マトリクス」を選択します。

今回は「マトリクス」の設定はデフォルトのままで話を進めることにします。

で、これに「簡易エフェクター」を設定します。

ここまでは、何ら以前のバージョンと操作は変わりませんね。で、「簡易エフェクタ」の「減衰」タブを開けてください。

上記のような表示内容になるはずです。R20はR19に比べ、減衰「タブ」が大きく変化しているのです。
ここで、「ランダムフィ・・・」となっているところを長押しして、中身を開きます。

開いてみると、たくさんの「フィールド」があることに気づきます。ここでは、「球体フィールド」を選択します。

そうです。「フィールド」を使うことにより、エフェクタの適用範囲を「フィールドの形」の中に限定できるのです。

この、「球体フィールド」をいろいろ動かすと、それに影響範囲が追従することが分かります。

これだけでも、以前の「簡易エフェクタ」とは相当違う操作になっていること、影響範囲が限定されることによる今までにない感じのエフェクトが生まれる予感がしてきているかしれません。
実は、フィールドは一つのエフェクタに複数設定することができます。だからここからが、新機能の本領発揮というところです。
ただ・・・・ここまでですでに相当スクロールしないと読みにくくなってきたので、この後詳しいことは次回の記事で近日中に書こうと思います。
具体的には・・・・
「ランダムフィールドの重ねがけ」「動いた軌跡を残す」です。
次回をお楽しみに~。
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